設計
A.G
2022年入社/システム科学科 機械工学専攻
技術本部 計装設計部
高校・大学時代
の自分
小中学生向けのプログラミング教室で、講師のアルバイトをしていました。最初はサポーターとして携わっていましたが、社員からの声がけがあり、1コマ90分の授業を担当するようになりました。授業構成やサポーターの配置なども任され、生徒が集中できるように工夫しながら取り組みました。それぞれの習熟度や年齢に合わせてスケジューリングしたり、授業用のパワーポイントスライドを作成したりと、貴重な経験ができたと感じています。
INTERVIEW.01
入社を決めた理由
選んだものづくりの道を、
地に足をつけて自分らしく歩む
同級生のほとんどが大学院に進む中、私は研究を続けることに躊躇していました。「直接ものづくりに関わりたい」という気持ちを諦めきれなかったのです。周囲より遅れてスタートした就職活動でしたが、中北製作所は内定後も「納得するまで就職活動を続けてもいい」と言われ、やる気があれば会社に所属したまま大学院への進学を全面的にサポートしてもらえる、と面接時に伝えられ、その懐の深さに他社にはない魅力を感じました。また、上長の意見が絶対ではなく相談しやすい社風と、意向をくみ取って適性を考慮してくれる環境、同じ敷地内に製造工場がある点にも惹かれました。製造されたものを実際に目で見て確認できる職場を希望していたため、就職先に選びました。
INTERVIEW.02
現在の仕事内容
当社だからできる確かな品質で、
多品種少量生産を実現する基礎を固める
計装設計部に所属し、調節弁という種類のバルブの設計と、工程を進めるための社内の手配関係を担当しています。中北製作所の品質方針は「SQCD」。安全(Safety)な環境のもとで、欠陥のない品質(Quality)の製品を適切な価格(Cost)で、納期(Delivery)どおりに供給し、お客様の満足を得ることです。この品質方針を常に意識して、繰返し受注しているバルブであっても先輩方の設計を参考にしつつ、設計条件に対して適切かを都度確認しながら材料選定や寸法・形状検討をしています。多品種少量生産で製作しているため、それぞれの設計条件を確実に把握するようにし、特殊なバルブの製作にも活用できるよう、今は基礎固めに励んでいます。
INTERVIEW.03
未来へのチャレンジを感じたこと
水素社会を実現させるために、
次世代のエネルギー開発に挑戦
水素を主要なエネルギー源に転換して使用する水素社会や、水素と二酸化炭素から都市ガス原料の主成分であるメタンを合成するメタネーションへの関心が高まる中、新たなエネルギー社会に対応できる製品を当社では積極的に開発していく方針です。特に水素については、水素脆化※といわれる金属材料がもろくなる現象を引き起こすため、これまでと同様の材料を使用できないケースが多く見られます。中北製作所では材料を基礎試験から行い、これまで使用してきた金属材料を水素環境でも使用可能かを確認し、製品に応用する取り組みをしています。
※水素原子が材料中に吸蔵されて材料の強度が低下し、脆くなる現象
SCHEDULE
1日のスケジュール
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08:15
出勤・メールチェック
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08:30
当日の予定および工数の確認
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08:45
設計業務(各種計算、材質の確認など)
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12:00
昼食
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12:45
先輩からの実務OJT
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14:30
プログラミング・解析準備
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16:30
退勤